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2017.07.09

試合

J2第22節 東京ヴェルディ戦 監督・選手コメント

2017明治安田生命J2リーグ 第22節
7月9日(日)18:33キックオフ @味の素スタジアム

東京ヴェルディ 1-1 ファジアーノ岡山
前半 0-1
後半 1-0

 

得点者
40分 豊川雄太
75分 平 智広(東京V)

 

◆長澤徹監督
まず岡山からサポーターの方が来てくれて、最後に刺すチャンスもあったが、まだ決め切れずで、選手は今(ロッカーで)相当悔しそうな表情していたので、我々も大きな目標を掲げているし、そういう意味では後に続く試合になった。
ゲームの方はヴェルディのホームということで、ヴェルディが前節大差で負けている分、すごく気持ちを入れて試合に入ってくるだろうと、予想はしていた。
少し立ち上がりのところの圧力がかかっている状況で、(我々は)少し丁寧すぎた。立ち上がりの時間帯はもう少し意志を見せつけるようなプレーで入っていかないと、ゲームが圧力をくらっている中でゴールポストに1、2本当たるようなそんな立ち上がりから入っていたので、その辺は改善していかなければならない。
ただ、多少押し込まれる状況で先制点を取ったので、少し相手もパワーをかけて、交代カードもどんどん切ってくる中でも、上手くかわせていたのでもう少しかなというところで、セットプレーで一つ刺されてしまったが、ポストに当たった本数を考えると1失点は仕方ないかなとは思っていた。
そこからこちらも交代カードを切って、斬り合いにもっていって、大竹や藤本が本当に切り裂いてくれて、そこを仕留めていけばシナリオ通りと言えばシナリオ通りだが、まだそんなに甘くもなく、ドローという結果に終わったことに悔しい思いと、ただしっかりと我々のディフェンシブサードでしっかり足を運んで、シュートを面で合わせたりとか、最後の最後の際の対応というところは非常に評価ができるゲームだった。
まだここから折り返してレースは続くので、しっかりハンドルを握りしめて、ペダルを全力で漕いでいく今の我々の姿を途切らさず、次の天皇杯と、そして金沢は4連勝中と来ているので、しっかりとチャレンジャーとして向かっていきたい。

 

◆石毛秀樹選手
ポストに助けられたシーンもあったりして、試合の入りは良くなかったと思うが、そこで耐えて先制できたというところは良かったと思うが、最後、後半は押し込まれてしまって、耐えてはいたが、やられてしまう可能性があるような形で相手にずっと攻め込まれていたので、そこをもう少し改善できたり、自分たちがボールをもって二点目を狙いながら試合を進められれば、二点目が入らなかったとしても相手にあそこまで攻め込まれることもないと思うし、戦い方をもう少し良くしていけたらと思う。
よくあることだが、勝っている時にちょっと引きすぎてしまって相手に点を取られたり、決定的なピンチを作られたりということがあるので、そこのところを改善できるようにこれからやっていけば、こういう試合でも勝点3を拾えるようなチームになっていけると思う。
(二試合連続のセットプレーでのアシストは)キッカーとしてはうれしいが、中で決めてくれる人あってのアシストになるので、チームとしてしっかり練習からやっている成果が出ているのかなと思うし、セットプレーから点が取れていることは一つ大きな武器になると思うので、これからも継続して取れるように練習からしっかりやりたいと思う。
蹴っていても中の選手がどのポイントに入ってくるかというのが練習からやれているし、それなりにイメージ通りに蹴れているので、うまくポイントさえ合えば点は取れていると感じているし、シーズン初めは取れなかったのでいい方向には来ているかなと思う。
今日みたいに先制した試合というのを、後半戦は勝点3にしていかないと、今混戦しているこのリーグの中で、混戦しているところを落ちていくチームが出てくる。(この混戦したリーグでは)勝ってポンと順位が上がるというより、負けてチームが徐々に落ちていくことになると思うので、しっかり上に食らいついていくという意味では、今日みたいな試合で勝点3を取ることは大事だし、やっぱり無失点で終えられれば、最悪、点が取れなくても、勝点1は継続して取っていけるので失点をしないことと、こういう試合展開を勝利で終えることができれば自然と上位に食らいついていけると思う。

 

◆一森純選手
東京ヴェルディより僕らの方が勝点数は下で、僕らとしては絶対に勝点3を持って帰らないといけない試合だったし、勝点3を持って来られそうな試合だったので、悔しい。
セットプレーで点を取ることができて、後半に追い付かれてしまったということがディフェンス陣として、チーム全体として、この先プレーオフ、昇格を狙うに当たって、勝負強さや粘り強さを見せなければいけない後半戦になってきたので、そこで勝ち切れなかったことはまだまだ甘いということなんだと思う。
絶対に守備ではセットプレーでやられてはいけないし、映像を見ないとわからないが、全員でもっと点を取らせたくないという強い気持ちを持ってやりたい。
もう少し落ち着かせる時間や、落ち着かせながらスピードアップさせることなどのメリハリをもっとしていけば相手も嫌だろうし、攻撃のスイッチをもっと増やして、全員でたたみかけるようなシーンを作っていきたい。
どのカテゴリーでもシュートがゼロというのはなかなか無く、そのために(ゴールキーパーである)僕がいるので、1点も取られたくないのが僕の気持ちだし、何本か防いでも1点取られると、それまでがパーになってしまう。
引き分けを勝ちに持っていかないと、どんどん離されていくので、6位を目指せばいいのではなくて、もっともっと上を目指さないといけないし、そのためには普段の練習からもっともっと厳しく細かいところまで突き詰めてやっていきたい。

 

◆豊川雄太選手
先制点は片山選手が上手くボールをそらしてくれて、フリーでいたので触るだけだった。フリーでいることが重要だし、ゴール前でフリーになったところで勝負ありだったと思う。
今シーズンのゴールはすべてワンタッチで、それはゴール前にいるということだと思うので、これを続けていきたい。まだ7点だし、早く2桁得点にのせて、そこから目標の20点を目指したい。
今日勝ち切れなかったことは悔しいし、こういう引き分けの試合を勝ち試合に持っていけるように、チーム全体でやっていきたい。
(ここからアウェイが続くが?)それは言い訳にできないので、しっかりと休んでいい状態で長野と金沢に乗り込んでいけるように頑張りたい。