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2018.04.26

お知らせ

ファジアーノ岡山 2017年度 経営状況について

株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブでは、平成30年4月26日に定時株主総会を開催し、第12期(平成29年2月1日から平成30年1月31日まで)の事業報告、決算書類報告を行い、承認されましたので、お知らせするとともに、ファジアーノ岡山の経営状況についてご報告いたします。

1. 経営数値に関する分析

2017年度に関しましては、営業収入は14億3300万円(昨年対比約13%増)となりました。増加の要因といたしましては、スポンサーアイテム価格の見直しによる広告料収入の増加、JリーグによるDAZNとの放映権契約に伴う配分金増加などが挙げられます。営業費用は選手強化費の増額等に伴い、14億2600万円(昨年対比約13%増)となりました。その結果、営業利益として600万円、当期純利益として400万円を計上しております。

なお、クラブ決算としては6年連続の黒字決算となりました。過去にも何度か申し上げておりますが、一般企業とプロスポーツクラブは株式会社という点において共通する一方、明確に違う点として、前者は利益を出すことが目的であるのに対し、後者は事業そのものが目的であることと考えております。地域の皆さまと喜びを共有することを目指し、広告料、入場料、グッズやフーズの販売、募金等で頂戴した運営費を、チーム強化、さらにはその先にある「子どもたちに夢を!」という理念の具現化に、余すことなく充てる方針です。

ただし、移籍金が発生するのが決算期末直前であるケースがあること、固定支出の比率が高い、収支が天気に左右される度合いが高いこと等を考えると、収支を均衡させることが基本的に難しい事実は今後も変わりません。クラブのスタンスとしては今後も長期的な視点に基づく収入増に主眼を置き、単年度の黒字赤字にはこだわらず、債務超過にならぬよう資本の枠内で繰越欠損金を調整することで、機を見た予算配分に努めてまいります。


2. 次期の見通し

昨年も記載させていただきましたが、2017年からJ1とJ2の配分金の差が開くこととなり、また、2018年からは降格救済金制度も適用されることとなりました。収入基盤の観点からは、1年でも早くJ1カテゴリーで戦うことが求められ、皆さまより頂戴した収入を効率よくチーム強化に回したいと考えています。

同時に、長期的なチーム強化の観点からは、自前のアカデミー(育成組織)レベルの向上は急務であり、ひいては域内のサッカーレベルの向上が必須であると考えています。一層そのスピードを上げるべく、邁進してまいります。

 

3. 皆さまへのお願い

まずファン・サポーターの皆さまには、このクラブに期待を寄せ、日頃よりご家族・ご友人・同僚を観戦に誘ってくださり、時にチームが苦しい状況でもスタジアムに足を運んでくださることに対し、心より御礼申し上げます。今シーズンも「Challenge1」達成に向け、スタジアムではチームが一丸となって戦う雰囲気をつくってくださり、スタジアムの外では広く多くの方に弊クラブの魅力を発信してくださり、そのような皆さまの情熱によりこのクラブは支えられてまいりました。今シーズンも応援くださる皆さまとともに最後の最後まで、「子どもたちに夢を!」の理念のもと、一丸となって走りきる所存です。

また、毎年のことで恐縮ですが、最も大きな収入は広告料収入であり、拠出くださいます各企業の皆さまには、改めまして感謝に堪えません。ご支援くださる各企業様の、「岡山のクラブを何とか育てよう」とのご厚意に甘えている実情に対し、少しでもこのご恩に報いるため、クラブとしても勝利に向け、そしてファンサービスや地域活動に全力で努力し、企業価値を高めていきたいと考えております。ファン・サポーターの皆さまにおかれましても、可能な範囲で結構ですので、ファジアーノ岡山のスポンサー・パートナー企業の商品をご購入、ご利用くださいますと幸いでございます。多くの方たちと「ファジアーノファミリー」として、共に繁栄していくことができれば誠に嬉しく存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。

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