前節は是が非でも勝利を挙げたい千葉を前に押し込まれる場面が目立ち、試合終了間際に失点を喫してあまりにも痛い敗戦。５月に入ってからの３戦すべてで後半終盤にゴールを奪われる展開となっており、守備陣の集中力は明確な課題と言えるだろう

注目は今季初出場の宮崎智。最終ラインの一角に入ると見込まれるベテランは、安定感に欠けるチームに落ち着きをもたらせるか。攻撃面での貢献にも期待だ

金山が前線へロングボールを送る。Ｍデュークが高さを生かしてセンターサークル付近で胸トラップをするが、次のコントロールがうまくいかず、最終的にボールを失う

ヨルディバイスが自陣の低い位置から大きくクリアを行う。Ｓムークがハーフウェーライン付近で競り合うが、相手にはじかれてしまう

両サイドから続けて攻撃を行い、相手を押し込む。最後は左からゴール前へクロスが送られると、田中が頭で合わせ、シュートは枠に飛ぶ。だが、櫛引の好セーブに遭い、大きなチャンスを仕留められない

Ｍデュークが献身的なプレスで高い位置でのボール奪取に成功。ここから攻撃がつながり、最後は喜山が平松のファウルを受ける

これにより、ペナルティエリア手前の右でＦＫを獲得。喜山は胸付近を痛めたようで、しばらくピッチにうずくまるが、大事には至らず立ち上がる

ボールのそばには田中と宮崎智が立つ

宮崎智がキックフェイントを入れた後、キッカーの田中が右足でゴール前へ浮き球を送る。Ｍデュークが飛び出してきた櫛引と競り合い、ボールは小さくこぼれるが、ここで笛が鳴り、オフサイドの判定となって群馬ボールに変わる

自陣で丁寧につないで攻撃を組み立てる。喜山がセンターバックの間に下がって起点となっている

決定機を創出。左サイドでパスが回る中、喜山が縦へのインナーラップを見せて味方からのスルーパスを呼び込む。喜山はペナルティエリア左から中央へマイナスのパスを送ると、ニアサイドに走り込んだＭデュークがゴールエリア内から左足でシュートを放つ。だが、惜しくも枠の左に外れてしまう

右サイドの敵陣中央でＦＫを獲得。田中と宮崎智がボールサイドに立つ

キッカーの田中が右足でクロスを送るが、ＤＦに頭ではじかれてしまう

ヨルディバイスが自陣からシンプルなロングボールを送るが、最前線のＭデュークには通らず

Ｍデュークが華麗なポストプレーを披露し、局面を打開。ここから速攻を仕掛けようとするが、相手の素早い帰陣を見て無理をせず、後方でのビルドアップに切り替える

柳が自陣から左サイドの敵陣深くへ鋭いロングボールを送る。木村がボールに追い付くが、小島の寄せに遭って収められず、相手のゴールキックに変わる

攻め込む時間を作れず、押し込まれる場面が続くが、ボールを持てば落ち着いたプレーを続ける

ヨルディバイスが相手の隙を見て自陣から右サイドの高い位置へロングボールを送るが、相手のクリアに遭う。こぼれ球を収めた田中がペナルティエリア手前の右から素早くシュートを放つが、枠の上に外れてしまう

クロスからのこぼれ球を収めたＳムークがペナルティエリア手前の中央から右足でグラウンダーのシュートを放つ。だが、コース上の相手にブロックされてしまう

右サイドの成瀬が縦の田中に付ける。田中は相手を背負いながら、ヒールパスでディフェンスラインの裏へボールを送る。成瀬が懸命に駆け上がり、ボールに追い付くが、相手の厳しい守備を受けてボールはタッチラインを割ってしまう

ビルドアップ時には喜山がアンカーのような位置を取り、本山とＳムークが中盤でインサイドハーフのような役割を担う

右ＣＫを獲得。ボールを置くのは田中

宮崎智も近づき、２人がコーナーフラッグのそばに立つ

どちらの選手からクロスが送られるか分からない場面。宮崎智が助走からボールをまたぎ、通過すると、キッカーとなった田中が右足でややマイナス気味にクロスを送る。後方から上がってきた本山がフリーとなってヘディングシュートを放つが、目の前のＭデュークに当たってコースが変わり、ボールは枠の右へ外れてしまう

ＦＫのこぼれ球から攻撃を継続。ペナルティエリア右からヨルディバイスが右足でクロスを送ると、中央で柳がヘディングシュートを放つ。だが、弱めのシュートは枠の左に外れてしまう

金山がロングボールを送ると、Ｍデュークが競り勝ってボールはペナルティエリア左へ。Ｓムークが走り込むが、ボールは収められない。それでも、ここから２次攻撃を続け、最後はＭデュークがペナルティエリア中央からたたき付けたヘディングシュートを放つ。だが、櫛引の正面に飛んでしまい、しっかりとキャッチされる

ヨルディバイスが左サイドの敵陣深くへ浮き球を送ると、Ｍデュークがうまく収める。一度は相手に奪われるが、素早い切り替えで再び攻撃を開始。Ｍデュークは左サイドからクロスを送るが、走り込んできた田中の後ろを通過して逆サイドへ流れてしまう

田中が味方の浮き球のパスに反応し、ペナルティエリア内で飛びはねながら見事なトラップを見せる。最後は右ＣＫを獲得

これはシュートにはつながらない。波状攻撃を続け、今度は左ＣＫを獲得

キッカーはクロスを送るが、中央の柳が競り勝てず、シュートにはつながらない

柳が短い時間の中で計３回シュートチャンスを迎える。だが、ゴールは奪えず

内田のシュートが柳の股下を抜けていれば失点の可能性が高いピンチとなっていただけに、難を逃れる。柳のプレーが攻守で光っている

Ｓムークが味方の斜めのパスに反応し、ペナルティエリア右脇からワントラップで縦に持ち込む。直後に畑尾の遅れたタックルに遭い、ペナルティエリア右角付近でＦＫを獲得する

Ｓムークは相手のファウルがペナルティエリア内だったとして主審へ猛抗議をするが、認められない

キッカーは宮崎智。左足でニアサイドへ鋭いクロスを送るが、相手にはじかれてしまう

成瀬が右サイドでボールを持ち、中央の味方とワンツーを挟んで縦へ仕掛ける。だが、相手の守備に遭ってゴールキックとなってしまう

宮崎智が左サイドの敵陣中央から左足のアウトサイドで斜めのパスを送る。Ｓムークが受け、大外から中央へ走り込んでくる宮崎智を見て絶妙なスルーパスを送る。宮崎智はペナルティエリア中央へ横パスを送り、Ｍデュークが受けてシュートのタイミングを探るが、体勢が悪く、打ち切れない

宮崎智が敵陣の左サイドで華麗なテクニックを見せ、ボールをキープ。ここから攻撃がつながり、本山が右サイドへ向けて大きく展開する。成瀬が受けるが、トラップの瞬間を山根に狙われ、ボールを失ってしまう

左サイドの敵陣深くへロングボールが送られる。手前でＭデュークが止まり、ボールへ向かおうとした小島に強く接触してしまう。これがＭデュークのファウルという判定となる

ボールからやや離れた位置でのファウルという判定だったためか、Ｍデュークは納得がいかない様子を見せるが、主審から説明を受ける

柳にイエローカード

岩上が得点

６喜山ＯＵＴ→９ハンイグォンＩＮ

２４成瀬ＯＵＴ→１６河野ＩＮ

８ＳムークＯＵＴ→２０川本ＩＮ

１０田中ＯＵＴ→２７奥村ＩＮ

１９木村ＯＵＴ→３９白井ＩＮ

波状攻撃を展開。白井が右から中央へ切れ込んでシュートを放つが、ゴール前で川本に当たってしまい、枠へは飛ばない。こぼれ球の流れから白井が右からクロスを送り、川本が受けるが、得点は奪えない

宮崎智にイエローカード

２６本山ＯＵＴ→２８疋田ＩＮ

１７山中ＯＵＴ→３２渡辺ＩＮ

交代枠を全て使い切る。ホームのサポーターに勝利を届けようと、選手はギアを上げている

フィールドプレーヤー全員が敵陣に入り、攻撃を仕掛ける。疋田が中盤からペナルティエリア中央へ右足でシンプルに浮き球を送るが、相手にはじかれてしまう

ゴールキックから金山がロングボールを送る。こぼれ球をＭデュークが回収するが、岩上の粘り強い守備に遭い、収められない

Ｍデュークが左サイドの敵陣深くで懸命な守備を見せてボールを奪取。左足でグラウンダーのクロスを送ると、白井が飛び込む。だが、先に相手に奪われ、接触プレーが白井のファウルという判定となる

Ｍデュークをターゲットにロングボールを送るが、効果的な場面は限定的で、ゴールが遠い

６内田ＯＵＴ→３９高木ＩＮ

７加藤ＯＵＴ→９北川ＩＮ

ヨルディバイス、柳が前線に残り、「伝家の宝刀」とも言えるパワープレーを発動。柳が味方の縦パスを受けてペナルティエリア中央からシュートを放つが、目の前の相手にブロックされてしまう

左ＣＫを獲得。キッカーがクロスを送るが、相手にはじかれる。こぼれ球に反応した疋田がペナルティエリア手前から思い切ってダイレクトのシュートを放つが、大きく枠の上へ外れてしまう

競り合いの際、白井が奥村の頭に対して自らの頭をぶつけてしまう形となる

白井にイエローカード

ハンイグォンが左サイドからドリブルを仕掛ける。中央へ向かって切れ込み、相手を１人、２人、３人と次々かわしながらシュートタイミングを探る。最後はペナルティエリア中央から右足でシュートを放つが、持ちすぎたことで多くの相手に囲まれ、難しい体勢からの振り抜きとなって枠の右へ外れてしまう

柳は最前線に、ヨルディバイスは中盤に入ってパワープレーを行うが、思うような浮き球が入ってこない