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2014.04.24

お知らせ

ファジアーノ岡山 2013年度 経営状況についてのご報告

株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブでは、平成26年4月24日に定時株主総会を開催し、第8期(平成25年2月1日から平成26年1月31日まで)の事業報告、決算書類報告を行い、承認されましたので、お知らせするとともに、ファジアーノ岡山の経営状況について、ご報告いたします。

1. 経営数値に関する分析

 2013年度に関しましては、営業収入は10億3441万円(昨年対比17.9%増)となりました。営業費用は、選手強化費の増額、練習場管理コ ストの発生等に伴い、9億9434万円(昨年対比17.3%増)となりました。その結果、営業利益として4007万円、当期純利益として3410万円 を計上しました。クラブ決算としては2年連続の黒字決算、そして繰越欠損金が769万円となりました。

 株式会社という名において、一般企業とプロクラブの存在は似ていますが、明確に違う点として、前者は利益を出すことが目的であるのに対し、後者はスポンサー、入場料、募金等で頂戴した運営費を余すことなくチーム強化に使うことが目的の一つだと我々は考えています。移籍金が発生するのが決算期末直前であること、変動収入の比率が高いことを考えると、収支を均衡させることは難しい年度があり、単年度の黒字赤字にはこだわらず、債務超過にならぬよう資本の枠内で繰越欠損金を調整することで、皆様から頂いている貴重な運営資金を余すことなく使いたいと考えております。単年度の収支に執着するよりも長期的な視点に基づく安定経営に主眼を置く方針です。また、多額の資本は将来の減資を招く可能性があるため、できるだけ少ない資本での経営に努めています。

 クラブとしましては、アカデミーも含めたチーム強化費に拘るという意味で、単年度の収支より、営業収入金額に重きを置いてきました。その意味で、Jリーグ昇格直後に大目標として掲げた年間収入10億円を達成できたことに、心よりの感謝をしております。

 

2. 次期の見通し

 当クラブとしては、クラブ経営を支える大きな柱となる「入場料収入」「広告料収入」、ホームゲームでのグッズ販売収入やファジフーズ収入など の「その他収入」の各項目において、収入増を目指し引き続き積極的に活動してまいります。 

 一方、2013年はガンバ大阪戦という特需が利益を予想より大きく押し上げた事実がありました。2014年に関しては、先行きの不透明感があり、収入部門で展開する施策の質を高めて収益基盤をより強化したいと考えております。 

 

3. 皆さまへのお願い

 2013年度末に、スポンサー・パートナー企業数は、555社となりました。最も大きな収入源ともなっており、クラブとして各社様には感謝に堪えません。ただし、実際にはスポーツチームへの協賛に、広告価値は見出しづらく、各企業のご厚意に甘えているのが実情です。少しでもこのご恩に報いるため、私どもとしても全力で努力いたしますが、ファン・サポーターの皆さまにおかれましても、可能な範囲で結構ですので、ファジアーノ岡山のスポンサー、パートナー企業の商品を購入したり、利用して頂けますと誠に幸いでございます。「ファジアーノファミリー」として、共に繁栄していければ大変嬉しく思います。何とぞ、宜しくお願い申し上げます。

 

 

(注)含まれる項目

・監督、コーチ及び他のチームスタッフ人件費(アカデミーを含む)

・選手人件費(報酬の他、支度金、移籍金償却費を含む

 

 

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