• 株式会社グロップ
  • 株式会社アン・ドゥー
  • オカネツ工業株式会社
  • おかやま信用金庫
  • 山陽新聞社
  • 備商株式会社
  • 株式会社ウィンスポーツ(PENALTY/ペナルティ)
  • facebookアイコン
  • googlePlusアイコン
  • lineで送るアイコン
  • はてぶアイコン

2016.03.03

お知らせ

2016ファジアーノ岡山「Challenge1」について記者会見を行いました 【2】

■「Challenge1」について木村代表のコメント

 こちらをご覧ください。





■2015シーズンの振り返り、集客に成功しているクラブとの相対評価と2016シーズンの取り組みについて

◯2015シーズンの振り返り

2015シーズン、Challenge1元年は1試合平均入場者数8,412人と前年比+8人に終わりました。1年に1回以上ご来場いただく層、何かあればご来場いただく層にはChallenge1の取り組みを知っていただき、また、ご理解いただき、お誘いプロジェクトなどを通じて仲間や友達を誘って多くの方にご来場いただけたと思っております。それは、7,000人未満の試合が過去最少の3試合だったと言うことが物語っており、入場者数のベースが上がったと捉えております。

しかし、過去に1回来場したことがあるものの2回目の来場につながっていない層、ファジアーノと言う存在は知っていてもまだご来場いただけてない層、ファジアーノに特に興味の無い層に対しては関心をいただくことが出来ていなかったと思います。それは、夢パスの新規登録者が前年比10%減少したことや新規来場者が多い当日券の販売がJ2参入後最低だったことからも見て取れました。

同じ市民クラブの仙台・新潟・松本・大分はJ2時に平均1万人を集めました。その、地域の地熱の高まりこそ、J1昇格、さらには日本一の市民クラブを目指す上で欠かせない重要なファクターだと考えています。



◯成功しているクラブとの相対評価と2016シーズンの取り組み

【魅力的なスタジアムづくりをさらに追求】

●勧誘・被勧誘の比率について

昨年実施した「お誘いプロジェクト」と夏の「Tシャツプレゼント企画」では、のべ約9,000人の方にご来場いただきました。スタジアムに来場するきっかけは、やはり「誰かに誘われたから」が多いです。Jリーグの調査において、実は岡山は誘う・誘われる(勧誘・被勧誘)の比率が高いことが数字として表れています。よく誘うと時々誘うの比率は2012~2014までの3シーズン、毎年65%前後を推移しています。それはJリーグの平均を5%近く超えている数字です。2013年以降平均8,500人前後をキープ出来ているのは、まさに誘う・誘われる比率が高い故であると捉えています。日頃よりご友人やご家族をお誘いいただき、大変感謝いたしております。

しかし、松本はさらにその上を行っています。岡山よりもさらに5%近く高い数値をたたき出しています。2014年に松本は、平均約12,000人を集めてJ1に昇格しました。松本と岡山の違いは、地域全体の関心の高さだと考えています。

そこで、ご来場くださった方に安心・安全にスタジアムを楽しんでいただくホスピタリティ4つの取り組みはもちろんのこと、今年は以下の取り組みを実施し、誘いたいと思っていただくための観戦環境を整えてまいります。

 [1]新たに「ファジ丸ふわふわ」を通年で設置

 [2]SL号や移動式のお化け屋敷の設置でキッズスペースを充実

 [3]ホームページのリニューアル(準備中)

 [4]初観戦キットの送付(検討中)

 [5]サービス部門(お客様対応・スタジアムグルメなど)を引き続き注力 ※Jリーグ調査5年連続1位

 [6]チケット価格(A自由席)においてJ1・J2全40クラブで2番目の安さを継続

 [7]新中学1年生向け夢パス「初チケ」の導入(春休み期間は無料)



【新規来場者の拡大】

●男女比について

岡山は、女性の来場が少ないと言う結果が出ています。仙台や松本、スタジアム収容率が80%を超える川崎などと比べると5%近く少ない。新潟や甲府、割と男性ファンが多いと思われそうな浦和と比べても3~5%の開きがあります。Jリーグ全体を見ても、女性ファンの来場が多いクラブ程、集客に成功しているというデータが出ています。

そこで、以下の取り組みを実施し、女性の来場者を増やしてまいりたいと考えています。

 [1]選手とのミーティングポイントの増加

 [2]ガールズフェスタを1年連動した企画へ

 [3]託児室の設置(検討中)



●サッカー経験有無について

浦和や過去5年の平均入場者数が浦和に次いでJリーグで2番目のFC東京の観戦比率に占めるサッカー経験者は40~45%に上ります。しかし、岡山では浦和やFC東京より15%ほどその比率は低く、Jリーグ平均から見ても大きく数字を落としています。これはサッカー経験者ではなくても誰でも楽しんでいただけるスタジアムを目指してきた結果であると捉えている一方で、今年は小学生年代の子どもたちがスタジアムでプロ選手と同じピッチでサッカーを楽しめる環境を増やし、する観るを両方経験出来る機会を今年はより増やしていきたいと思っています。

そこで、以下の取り組みを実施し、「する」「観る」機会を増やしてまいります。

 [1]年間7回ほど小学生のミニゲーム大会を前座で開催



●高校生の無料招待デーを実施

高校生は3年生の場合、来年の3月に卒業して岡山を離れてしまう可能性もあるとうことと、比較的これまでも我々と接点が多くアプローチが各高校としやすい部分もあるということで、まずは高校生から無料招待デーを実施したいと思っています。これは「岡山」と叫ぶとか、岡山をアイデンティティとして、もし岡山を離れたとしても故郷と自分をつなぐものになりうるのがクラブチームだと思っているので、一度は観てもらって故郷を思い出すきっかけになってほしい。まずは触れてもらわないと始まらないですし、現状は高校生の来場が全入場者数の2~3%程度ですので、ぜひこの機会に友だち同士で誘い合ってスタジアムに来場していただきたいと思います。



このページの先頭へ