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2017.01.01

お知らせ

新年のご挨拶

ファジアーノ岡山ファン・サポーターの皆さま、あけましておめでとうございます。

 

2016年は大変お世話になり、誠に有難うございました。 初の平均入場者数1万人を達成、初のJ1昇格プレーオフ進出という年となりましたが、クラブとしては株式会社化して10年を無事皆さまと共に迎えられたことが何より嬉しく、また心から感謝の気持ちを新たにした次第です。

同じ頃発足したJリーグ入りを目指すクラブは幾つかが消滅しました。「プロスポーツクラブ」ではなく、「プロを目指すスポーツクラブ」という立場は一般にはほぼ理解されないことを知り、不安に駆られ続けていた黎明期を、クラブの将来を信じ、黙ってお支えくださった方々に、10年経った今、この場をお借りして心より御礼を申し上げます。

もちろん日本国内にホームタウンを持つクラブとして、今も自然災害のリスクには常に晒されており、これからもクラブが存続の危機に陥る可能性はゼロではありません。我々が住むこの街にクラブがある事の喜びを皆さまと共有させていただきながら、決してクラブを消滅させることのないよう、緊張感を持ち経営に邁進するつもりです。

何卒、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

我々岡山は、現在のJ1クラブの多くがそうであるように、「始めからJがあった」街ではなく、「努力によりJを作る」街でした。 道のりは困難だったかもしれませんが、多くの岡山の皆さまと力を合わせ乗り越えていくことで困難を克服してきました。

当時夢だったJリーグ入りが実現し、当時考えもつかなかったJ1が、現在、手の届くところまできています。

2017年、再び、クラブに関わる全員で力を合わせ、想いを成就したいと希望しています。

 

あらためて振り返りますと、2016年は、長い1年でした。

1月から開催された矢島慎也選手、豊川雄太選手が出場したリオデジャネイロオリンピック予選。シーズン前から盛り上がりが生まれ、「プラス10」を掲げた長澤徹監督に率いられたチームは開幕ダッシュに成功した後も好調を維持し続け、12月のプレーオフ決勝。岡山には1年中ファジアーノの話題があったように思います。

「J1にふさわしいクラブになる。平均入場者数1万人を達成し、J1へ」を意図したチャレンジ1プロジェクトも、徐々に街の話題になっていったように感じました。

皆さまが成し遂げてくださった平均1万人は、クラブとしては2017年も目指してまいります。2年続けてこそ値打ちが増しますし、観客動員数が岡山より上だった5クラブは全てJ1経験クラブで、J1にふさわしいクラブに必須の条件と考えております。

一昨年も昨年も、多くのファン・サポーターの皆さまがご友人やお知り合いに声をかけ続けてくださったと伺い、その結果が、昨年のホーム最終戦に繋がったのではないかと、感謝に堪えません。

また岡山の場合、他の街に比べ、3月、4月、10月に観客数が減ります。この辺りもぜひ皆さまと相談をさせていただきながら、通年に亘り常に賑わうスタジアムを目指してまいりたいと考えております。

 

2017年、J2リーグの開幕は2月26日。 途中でカップ戦も余りなく、マラソンにも例えられる、長い戦いになります。

2008年以来に見せた昨年のうねりが、本物のうねりになるよう、そして最後には岡山中が歓喜に包まれる、市民県民クラブの存在意義を堂々と世に示すことができるような、そんな1年にしたいと考えています。

主役は、クラブやチームではなく、皆さまご自身。
共に、「岡山の誇り」を作る1年にしていきませんか?

2017年も、ファジアーノ岡山を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブ
代表取締役 木村正明

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