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2017.10.22

試合

J2第38節 ザスパクサツ群馬戦 監督・選手コメント

2017明治安田生命J2リーグ 第38節
10月22日(日)14:03キックオフ @シティライトスタジアム

ファジアーノ岡山 2-1 ザスパクサツ群馬
前半 0-1
後半 2-0

 

得点者
45+2分 山岸祐也(群馬)
52分 石毛秀樹
70分 赤嶺真吾

 


◆長澤徹監督
このような台風の影響があって、すごく荒れた天気の中、9,436人のサポーターが集まってくれた。選手にも話してきたが、サッカーには戦術とか戦略とか色々やることはあるが、一番大事なことは、やはりそういう人たちの気持ちを背負ってプレーすることがプロフェッショナルなので、そういう部分では最初にスタジアムに着いて見渡したときに、自分たちの状況も分かっていたし、この状況で集まってくれるということに対して、非常に感謝している。
ゲームの方は、少し特殊な状況だった分、プライオリティが前線にというのは当然だし、それに対してトランジション(切り替え)を絡めて如何にペースを取るかというよりも、こういう雨天時の悪天候のピッチでは、サッカーの基本中の基本が重要で、今日はそういう形でゲームをまわした。
そういう意味では、ここ最近はオープンプレーで前の選択肢を見誤っているシーンがいくつかあって、それは改善してきたが、逆にこういうピッチではっきりボールの進む方向とか、それに対するサポートとか、今まで頂点に当てて入って行くという部分は随分とトレーニングをしたが、そういう部分では非常に明確になったので、ここでしっかり自分たちのテンポを作り上げることができればと思っている。
そういう一進一退のゲームの中で、前半のアディショナルタイムに1点食らうという、かなりのビッグブローだったが、それを跳ね返す部分で少し頭が下がったような感じにベンチから見てなっていたので、頭を下げる必要もないし、これで戦い方が決まったということで、後半は妙に守りに入ることなく、1点取ってもう1点ということを選手全員で同じビジョンでゲームを進めることができた。
細かいところは色々あるが、とにかくホームで勝っていなかったので、皆さんに喜んでもらうことができたのが一番で、次はここから上位陣とあたっていくので、しっかり自分たちのできること、キャパシティーの中でやれることをやり切った中で打ち出していき、終盤戦をしっかり締めくくり、あとはチームの完成に向けて、一つでも上の順位を目指して頑張っていきたい。

 

◆石毛秀樹選手
素直に勝利が嬉しい。
豊川選手がいい位置でファウルをもらって、蹴るまでも時間があったので、その分余裕を持って蹴ることができた。イメージどおり蹴ることができた。コースだけを狙って蹴ったし、入って嬉しかった。
ゴールもそうだし、点を取ったことでスタジアム全体が盛り上がっていた。そういうサポーターの声援が自分たちをまた勢いづけさせてくれたし、スタジアムが一体となって勢いがついた。それが赤嶺選手のゴールにも繋がったと思う。
雨の中、たくさんの皆さんが来てくださって本当にありがたいし、結果がついて来ていなかった中でも、この雨の中応援してくれるのは、自分たちにそれだけ期待してくれているからだと思うし、その期待に応えることが僕たちの仕事。本当に心強いし、ありがたい。
(次に向けて)上位のチームと対戦できることは楽しいことだし、1年間やってきたことを本気でぶつかって試すことができるのは良いこと。その中でしっかり勝利したい。

 

◆赤嶺真吾選手
ピッチ状況が普段と違うし、それに合うサッカーをすることによって結果がついてきたと思うので、結果が出て良かった。
後半始めから自分たちのリズムはつかめていたと思うし、チャンスも作れていた。(石毛選手の)フリーキックも素晴しかったし、早い時間に追いつけたことも大きかった。
(ゴールシーンは)みんなが繋いで自分のところにボールが来たし、ボールが浮いていた時間が長かったのでディフェンスとキーパーの動きもしっかり見えたし、上手くゴールに流し込むことができた。
雨の中、今日来てくださった皆さんにも感謝をしているし、今日だけでなくいつもホームで力をもらっているので、勝利を届けられて良かった。
(残り試合へ)週末の試合に向けてしっかり調整して、勝てるようにやっていきたい。注目される上位との試合が多くなるが、自分たちの意地や存在価値を強く表現していきたい。

 

◆喜山康平選手
勝利まで長かった。過ぎてしまったことは仕方ないので、何としても今日勝ちたいと思っていた。こんな天気の中、9,000人を超える皆さんが来てくれたので、前半最後に失点して難しい形だったが、ハーフタイムにみんなで立て直して逆転勝ちできて良かった。
きれいなサッカーができる天候ではなかったが、泥臭くみんなで勝点3をもぎ取ったので、次に繋げたい。次は首位の湘南なので、みんなで最高の準備をしていきたい。

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