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2020.12.06

試合

J2第39節 FC琉球戦 監督・選手コメント

12月6日(日)13:03キックオフ @タピック県総ひやごんスタジアム

FC琉球 1-1 ファジアーノ岡山
前半 0-0
後半 1-1

72分 上田 康太
81分 人見 拓哉(琉球)

 

◆有馬 賢二 監督
前半、少し押し込まれる時間帯もあったが、風下を取った中で耐えながら推移した。ただ、我慢するにしてもボールにもう少しプレッシャーを掛けないと、やはりゴール前に運ばれてしまうので、途中から相手の2枚のセンターバックに対してプレッシャーにいこうと、少しボールを持たせるところとその中にもプレッシャーをかけにいくところを意識させた。後半は、風上になるから全く違う流れになるという話をした。風の力も判断しながら、幅と裏を使いながら押し込んだ状態の中でああいう形からゴールをとったのは、ある意味しっかり考えながらのゲームだったと感じた。
その中で最後1点リードした時に危険なところを消しながら粘り強く守備をしていこうという中で、勝っている時のマインドや最後の判断を含めて、もちろん交代のところもあるが、その辺をもう少し粘り強く戦うことで十分勝点3になったゲームだと思っている。5連戦の中で本当にタフな肉体的にも精神的にも本当にきつい中で選手達が戦ったので、なんとか勝点3を我慢しながら取りたいゲームだった。そこもしっかりと次に向けてやっていくことで、勝点3になると思っている。
今シーズン残り3試合だが、休みもとって、若い選手もメンバーに入れながら学んでいくことも含めて、目の前の勝点3を取れるように頑張っていきたい。
ここまでサポーターの皆さんも足を運んでくれて一緒に喜びあいたかったが、それができずに残念だっ。次、また一緒に喜び合えるように頑張りたい。

 

◆徳元 悠平 選手
楽しかったし、こういうチームにいたんだなというのを思った。でも、その中で岡山らしい守備で勝ち逃げできるゲームではあったので、悔しい思いはある。ただ、良い90分だったと思っている。
2点目を取りにいきながらも失点しない守備というのを求められていたし、その中で上手く相手にやられてしまったのは、今の岡山の力なのかなと感じている。良い時間に点をとれただけに悔しい。
歩んできた2チームの中で、しかもそれが対戦するという、あり得ないぐらい本当に奇跡的な日程になって、(自身のJリーグ通算)100試合目を勝って祝えたら一番良かったが、またこれからの良いスタートになったのかなと思っている。
次節まで1週間あるのでしっかり休んで、残り3試合、本当に3勝するという強い気持ちを持って臨みたい。このメンバーでできるのも3試合しかないので、楽しみたい。

 

◆上門 知樹 選手
やっぱり一番気合いの入ったゲームになったし、個人的にも去年までいたチームだったので、すごく楽しみにしていて、負けたくないという気持ちが強く、勝ち切れたら良かった。
間で受けるという自分の特徴を消されていたので、個人としては今日の試合はなかなか攻撃面でアクセントを加えられず、得点も取れなかったので、まだまだ力不足であることを実感している。ボールを奪った後のミスが僕個人としてもチームとしてもすごく多くて、なかなか攻撃面も噛み合わないところもあり、そこでやっぱり琉球に流れを奪われてしまったのが勝てなかった原因の一つだと思う。
去年までなかなか他のチームにいるというのは想像できなかったし、新鮮な気持ちもあった。でもこうしてサポーターが温かく迎えてくれたので、嬉しかった。
個人の目標としている2桁得点まで、あと3点あるが達成しないといけない目標と思っている。そしてこの5連戦で勝利がなかったので、そこはチームとしてもっともっと問い詰めながらやっていきたい。残り3試合を全勝する気持ちで戦わないといけないと思っているので、もっともっとよりチームが良い方向にいくように、またしっかり準備したい。

有馬賢二監督 ハーフタイムコメント

・前半途中から守備のスイッチが入って、風下でよく守った
・奪った瞬間相手が来るので、焦れずに味方をシンプルに使おう
・後半は風上であることを活かして、同じ絵を描いていこう